冷凍できるおかずの活用術
おかずをまとめて作って冷凍しておけば、献立を考えたり、料理を作ったりするのが面倒なときでもレンジで解凍するだけですぐに食べられます。作ったおかずを冷凍して賢く活用する方法を紹介します。
お弁当や夕食づくりの時間短縮
おかずを冷凍するメリットは、お弁当や夕食づくりの時間を大幅に短縮できること。忙しくて何品も作る余裕がないときでも、冷凍したおかずをレンジで温めるだけで品数を増やせます。お弁当づくりの時短にもなり、忙しい朝でも効率的にバランスがいい食事を準備できます。夕食づくりも同様で、おなかが空いてすぐに食べたいときに、冷凍したおかずをレンジで温めるだけですぐに食事を摂ることができます。
冷凍できる人気のおかず6選
ここでは、冷凍できる人気のおかずを主菜と副菜で3品ずつ、全部で6品紹介します。気になったおかずがあれば、ぜひ作ってみてください。
主菜編
まずは、お肉を使った主菜になる冷凍おかずを3品紹介します。
・青椒肉絲
ピーマンとたけのこの食感と牛もも肉のうまみが食欲をそそる一品。キチントさんマチ付きフリーザーバッグを使って野菜と牛肉とタレを混ぜ合わせ、そのまま冷凍します。あとは、食べたいときに冷凍した具材をフライパンで炒めれば出来上がりです。
ストックできる!青椒肉絲セット
2人分
- 牛もも肉(細切り) 160g
- ピーマン(細切り) 4個
- にんじん(細切り) 1/2本
- たけのこ(水煮 細切り) 50g
- A
- 醤油 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
・鶏もも肉の塩こうじマリネ
シンプルでヘルシー、高タンパクな優秀メニュー。キチントさんマチ付きフリーザーバッグに鶏もも肉、塩こうじ、こしょうを入れてふるだけで下ごしらえが完了します。あとは冷凍して保存しておき、食べるときに解凍してフライパンで数分加熱すれば出来上がりです。
・ミニハンバーグ
お子様の食事やお弁当でも活躍するミニサイズのハンバーグ。合いびき肉と具材を混ぜて成形したら、フライパンで焼いていきます。焼き上がったら粗熱を取って、1回分ずつNEWクレラップで包んで、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍保存。あとは、レンジで温めるだけでいつでも食べられます。
ミニハンバーグ
2~3回分
- 合びき肉 200g
- たまねぎ(みじん切り) 1/2個
- バター 5g
- パン粉 1/4カップ(10g)
- 牛乳 大さじ1・1/2
- A
- 卵 1/2個
- 塩 小さじ1/3
- こしょう、ナツメグ 各少々
- ソース(1回分)
- トマトケチャップ 小さじ2
- ウスターソース 小さじ1
副菜編
次に、副菜の冷凍おかずを3品紹介します。
・ブロッコリーのチーズおかか和え
ブロッコリーのボリュームがたっぷりで、チーズとおかかの相性も良い一品。食卓を彩る、緑がきれいな副菜です。食べやすいサイズにカットしたブロッコリーを電子レンジで1分半加熱し、粗熱が取れたらキチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍保存。食べるときに、ブロッコリーを解凍し、あとはチーズとおかか、調味料をあえるだけの簡単レシピです。
ブロッコリーのチーズおかか和え
2人分
- ブロッコリー 1/2株(150g)
- プロセスチーズ(5mm角) 20g
- A
- けずりかつお 小1パック(3g)
- しょうゆ、みりん 各小さじ1/2
・新鮮長持ち和ハーブの塩辛
イカを風味豊かなみょうがや大葉、みそとあえた主役級の副菜です。あえる際にはキチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れてしっかり味付けをしてから、冷凍保存しておきます。食べるときは冷蔵庫に移して自然解凍をしてください。
新鮮長持ち和ハーブの塩辛
2人分
- イカの胴、エンペラ(※)、ゲソ、ワタ 1杯分
- みょうが 1本
- 大葉 3枚
- 味噌 小さじ2
- 醤油 大さじ1
- 酒 小さじ1
※エンペラとは、イカの胴の先にある三角形をした「ひれ」のことで、「みみ」とも呼ばれます。
・小松菜のおひたし
小松菜をしょうゆとけずり節でシンプルにいただく和の一品。鮮やかな緑が食卓に彩りを添えてくれます。小松菜を洗ってよく水を切ってから、食べやすい大きさに切り、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍します。食べるタイミングの約半日前にお皿に取り分け、冷蔵庫で自然解凍させたら、調味料を加えて完成です。
おかずを日持ちさせる冷凍保存のポイント
作り置きしたおかずを冷凍保存するときに押さえておきたいポイントを紹介します。
そもそも冷凍に向いていない食材の保存を工夫する
水分や繊維が多い食材は冷凍によって美味しさや栄養が損なわれてしまうことがあります。たとえば、じゃがいも、豆腐、キャベツ、こんにゃくなどです。ただし、冷凍のコツと食べ方を工夫すれば美味しく食べられます。ここでは、そのコツについて紹介していきます。
・じゃがいも
小さめに切ってレンジで硬めに加熱(500W 200gで約3分)してから小分けにしてNEWクレラップで包み、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍します。
冷凍期間は2~3週間程度で、冷凍することでやや食感が悪くなりますが、カレーやコロッケにすれば美味しく食べられます。
・豆腐
15~20分水切りして、一口大以下に切ってからNEWクレラップで包み、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍します。
冷凍期間は1か月程度で、冷凍により食感や色が変わるため、みそ汁や煮物にして食べると高野豆腐のような食感を楽しめて、美味しく食べられます。
・キャベツ
切ってから塩をまぶす、あるいは熱湯をかけた後、水気を取り、小分けにしてNEWクレラップで包んでからキチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍します。
冷凍期間は1か月程度で、あえものや汁ものにするのがおすすめです。
・こんにゃく
薄く切って小分けにしてからNEWクレラップの上に広げて包み、キチントさんマチ付きフリーザーバッグに入れて冷凍します。
冷凍期間は1か月程度で、冷凍により食感がややざらつきますが冷凍保存は可能です。煮ものや汁ものにすると美味しく食べられます。
調味料は控えめにする
冷凍保存すると、食材に味が染み込みやすくなります。冷凍用の作り置きのおかずを作るときは、調味料の分量を少なくして薄味に調整しておくといいでしょう。
冷凍やけを防ぐ
「冷凍やけ」とは、フリーズドライ現象とも呼ばれ、長期間冷凍していた食材の食感や色、味が変わることを意味します。冷凍によって食材の水分が抜けて酸化し、パサパサになってしまうことが原因です。酸化や乾燥に強い保存容器で保存しておくことで、冷凍やけを防ぐことができます。
冷凍保存に役立つキッチングッズ活用術
おかずや食材の冷凍保存に役立つキッチングッズと、その活用術を紹介します。
・ラップ
NEWクレラップは食品の乾燥や酸化を防ぎ、鮮度を保つことに有効です。においうつりを抑える効果もあり、冷蔵庫や冷凍庫内を清潔に保ちます。熱に強い素材でもあるので、耐熱皿で冷凍しているおかずにNEWクレラップをかけたまま、レンジで加熱することができます。
・フリーザーバッグ
キチントさんマチ付きフリーザーバッグは味・風味を逃さずに、食材を保存できるのが特徴です。また、食材を調味料に漬け込むときや、小分けにして保存したいときにも役立ちます。冷凍後、湯煎解凍できるのもキチントさんマチ付きフリーザーバッグならではのメリットです。急いで解凍したいときに活躍します。